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わたしだけ
なんでこんな思いを
するのだろうか

なんでわたしなんだろう

そんな長いトンネルに
居た経験は
誰にでもあるのでは
ないだろうか?

病気だったり
大事な時の怪我だったり
大切な人を失ったり

わたしだから乗り越えられる
とか
神様が試練を

とか
ありきたりな言葉のどれもは
当事者には
刺さらないどころか
傷口を抉ってしまう

なぜか?
その言葉を使うのは
乗り越えた人の口から
経験から出た言葉だからだ

まだ戦っていて
あらがってる最中の人には
理解できない

小さい頃から
子供は
欲しく無いと言っていた

それは
親の離婚もあったし
幸せな家庭を
想像できなかったから。

いつか必ず離れていくもの

なのにいっときの快楽で
14歳で産む友達の苦労も
女性が1人で育てる
大変さも見てきたから
きっと怖かったんだと思う


そんな事を言い続けてきた
私が1番
家庭に憧れを持っていて
1番誰かの横に
いられる暖かさを
欲しながらも
真逆の仕事に就いている

誰かの1番には
なれないが
誰かのオンリーワンに
なれるお仕事が
このキャバクラだ

彼女でもなく
妻でも無い
"推し"

そしてこの仕事は
お客様に依存すると
決まって光を無くす

自分にフォーカスし
自分の経験値を上げる事に
集中し
自分を磨く事をやめた
怠惰者は
暗闇に消えていきます
なんのために働いて
なにを目指していて
走りつく先の終着点を
あきらかにしなければ
最も簡単に
欲にまみれ
自分の弱さにおぼれ
劣等感から抜け出せず
人の成功を喜べない
化け物へと落ちる

それでもなお
本当に頑張りたいと思ったら
やり直しがきくのが
この世界だ

やる事やりもしないのに
キラキラした
いいとこ取りなんて
どこの世界でも通用しないし
生き残れない

死ぬ前に会いたい人や
死ぬ前にやりたいことは
ありますか?

の質問にきっと8割は
こう答えるだろう

特別に旅行に行くや
大切な人と過ごす

それは
終わるとわかってるから。

終わると逆算して生き
終わると逆算して
会いに行き
終わると逆算して
過ごさねばならんのだが

みんな時間がこの先も
無限にあると思って
麻痺するんだから
不思議である

あなたの収入と暮らしは
この先10年後は
無いと思え

焦らないと
人は変わらないし
自分が先長く無いとか
知らないと
中途半端に人を愛したりする

先が長くないと知ったなら
違う誰か健康な人と
末長く過ごして欲しい

そんなドラマ
よくあるよねー


朝比奈