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お客様のために
とか
仲良くしてくださる
同業者様のとか

いろいろあると
思うのだが

大前提気を使うのも
お金を
1番かけていいのも
自分自身である

この仕事をしていると
たまに
お客様のため
とか
同業者様にお返し
しなくては

と本末転倒な
考えになって自分を
見失う時がある

いいかい?
大前提
お客様は
あなたの
笑顔を見にきている
何かをしてもらったから
来てるのではない

貴方がすでに
贈り物であり
プレゼントなのだ

アイドルや芸能人に
会いに来てる感覚だ
貴方はその推しから
何かをもらいたいと
思うだろうか?

そんなことのために
通うだろうか?

よく考えて欲しい

そして
同業者様は
あなたがお返しや
倍返しなど
望んでおらず
売上を上げ続ける事で
遠くから
ああ、
頑張ってるんだな
ああ、自分たちも
負けてられないなと
切磋琢磨する関係で
なくてはならない

負担に
行かなきゃ
返さなきゃってなると
働いてる意味が
なくなるからだ

どこまでがサービスで
どこまでが
付加価値なのか
仲良くなればなるほど
尽くしてしまいがちだが
キャバ嬢やホステスと
いう生き物は
尽くす側ではない

尽くされる側である
基本的な動きを
忘れてはいけない

ここがね
おかしくなると
良かれと思って
した事が
なんで来てくれない!
なんで
こないだは
あれだけ時間を
つかってくれたのに!

と相手の要求は
大きくなってしまうのが
人間であり
人間関係など
成長過程で
簡単に居なくなるものだ

ご縁とは言え
キャバ嬢とお客様
やりすぎても
いい関係は築けない

尽くすと離れます

これは絶対よ

何度尽くしたお客様が
手のひらを返して
傲慢になって
手に負えなく
なったのか。



優しさは甘い蜜だが
時として
人をだめにしてしまう、

付き合えたら
幸せだと思っていた

付き合って楽しい

それなのに
人は幸せの天井に
ぶつかると

隣の畑が青く見える
そんな愛しくも
悲しい生き物である


キャバ嬢とお客様は
ナマモノである

大事にされている時が
当たり前ではないと
頭にありながらも
お客様には
それが当たり前だと
貴方はまだまだですと

振る舞わなければ
お客様が
変わってしまう

わがままな女が
モテるところは
掴みどころが無くて
手に入ったようで
手に入らない感覚が
1番人の承認欲求を
くすぐるからである







朝比奈