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キャバ嬢に
対価を求める
お客様というのは
きっとお客様じゃない

そもそも
キャバ嬢してて
◯◯欲しいとか
言われた事ない笑


めちゃくちゃダサい笑

じゃあ
何してくれるの?

我々が渡せるのは
この体でも無く
ブランド品でも無い

"今"という時間だ


ローランド様に
会いに行った事がある

特にファンでもない

ふらっとあいた日曜日
パルコで握手会を
やっていたから

という理由で
並ぶ事一時間弱

おいおいおい

果たしてこんな時間
待つほど好きなんか?

幾度となく尋問したが

順番が近くなるにつれ
姿が少し見えた時だった

本当に彼は
美しかったのだ

テレビや雑誌で
いじられてるが

あんなに美しい男性を
見たのは後にも先にも
彼くらいだ

"爪の先まで
手入れされている"

居るだけで
別空間

高貴な振る舞い

本当に"非日常"だった

そんな彼に
私は1時間も待ったのだから
何かくれ!

と言うのが
果たして
お客様なのだろうか

会いに来たのは

"自分が
会いたかったから"
なんじゃないの?

推しに会えたら
それだけで
口元が綻ぶ

そんな気持ちよりも
何かさしだせや!

って精神は
キャバクラに
持ってくるべきではない

ファミマに行って
ファミチキの上に
金粉乗ってないやんけ!

って言ってるのと同じだ

男は
求めるな

なぜかキャバクラでは
求めない男性が
逆にモテるのだ

どうして◯◯
してくれないの?

というならば
何かが
足りてないんじゃないか


キャバ嬢に
尽くしたからって
普通の恋愛とは違う


一般の女の子は
プレゼントや
記念日を祝う事で
愛を表すのかもしれない

キャバ嬢は
その短い命を
"美しく咲き続ける事"で
日常の感謝を
自分への投資に
あてている

お客様が払っているのは
彼氏へのプレゼント代でも
友達とのご飯代でもない
ましてや
飲み代でも無い

ゲームでいうラスボス前に
課金しなければ
強い武器が手に入らないと
クリア出来ないソレを
買うためである


"レベルアップ"🟰自分への投資

事業資金にするなり
夢を叶えるためなり
スキルアップのためなり
"自分をより美しくするために
使いなさい"

と長いお客様は
良く言ってくださいます

"今日も綺麗で居てくれて
ありがとう😊
おかげて
素敵な夜になったよ

部下も連れて来た
甲斐があった🤭"

なんて言葉と
シャンパンをおろして
帰っていくのだ


よく僕には高すぎる!
とか
こんなに使ったのに!

とか言うお客様がいる

気持ちはわかります

だが

それ思ってても
口に出すのは違うのだ

もうその瞬間
キャバ嬢は思う

あー、

この人も結局
やりたいだけなんだなあ


って降格するだけである

みんな惜しいよね

せっかく築いてきた
信頼関係
すぐ壊しにかかるんだから。

そんなに
かんたんに股開いて
欲しければ
いくらでも風◯がある

キャバ嬢が
お客様に渡す
イベントでの相場は
ボディークリーム類や
エチケットケア用品が
¥5.000〜¥10.000ほど

こないだ
お客様が誕生日の日に
ふらっと来店なされて

"ねえ!

見てよこれ!
誕生日の
プレゼントが
ボディコロンってさあ!

こないだシャンパン
かなりおろして
これかよ!"

って言っていた方が
居らっしゃいました


昼の常識を
夜に持ってこないで
頂きたい



あくまで
"気持ち"なのだ

むしろ
もらえただけ
感謝だと思う

年間何百人
何千人と連絡
やり取りする中で

7年とか
ずっと変わらず
応援してくださってる
方にはやるけど
それでも
断られる笑

そら貰えたら
嬉しいが
お返しが怖いネなんて
笑い冗談まじりに

最後は自分に使いなさい

って。


頑張るんだよって。




頑張って稼ごうとしてる
女の子に求めるって


変なのー😳


朝比奈