"子供は子宝

しかし

宝を産んだ人間は
宝とは呼んで
もらえませんでした"



宝を
命をかけて産みあげた
母親の命を
軽く見られているのは
どんな気分ですか？

電車で子供が泣くと
睨まれる母親

命をかけて産み落とした後
笑えない日が続いたり
さらに追い詰められ

当たり前だと言われる
職業

"母親"

子宝をかかえながらも
死にたいと願ってしまう

子を産み、育て
命という最大の
リスクを背負い

母親になれば
育児は当たり前に
できると思われて過ごす

それが母親なら
育児とはあまりにも
残酷ではありませんか？


"サトウさん"の愛称で
知られる
この話を聞いて

世の中いろんな
職業があるんだなあと
接客をさせて頂く
お席のお客様と
夜職を通じて
毎日発見の連続で

朝4時から仕事に
向かう人

現場で足を失くす人

会社を立てたのに
売上を持ち逃げされた人

職場の上司と
うまくいかないと
悩む新入社員

事業を成功して
やり切った今
楽しいことが
見つからなくて
退屈してる経営者

仕事がないと言いながら
働きたくないというニート

働いても働いても
昔できちゃった子供への
養育費で
お給料が増えないと
こぼす人



もちろん
そんな人ばかりでは
ありませんが

働く以上
多かれ少なかれ
お給料が発生する職業

夜の仕事を
していて
いつも痛感するのは
"お給料は我慢料"
であるという事だ

サボったり
男に惚けたり
自分とのルールが
作れないと

数字にわかりやすく出る

あれもこれもしたくない

楽して稼げるという
認知の多いこの職業は

わかりやすく
数字に出るのだ

返信を二週間
溜めてしまう子

来客がない子には
必ず理由がある

そこを自分で
突き詰めて
どれだけ
めんどくさいと
思う事と向き合い
改善していくのかが

お仕事なんだけど

母親って
お給料は出ないし


残酷で過酷すぎる
仕事として捉えた時
きっと
誰もがやりたくない
ランキングのトップに
来るだろう

今命があるのは

世界共通で

母親のおかげなのだと
最近つくづく
感じている朝比奈であった


27歳で産んで
甘やかされて
育ったとは思わないが

良い時も
悪い時も
全力でぶつかってくる
うちのお母様は

偉大である

忍耐力にしても
深い愛情にしても
肝っ玉の大きさも
行動力も
覚悟も


一生超えらる気がしないです

笑

朝比奈