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仕事が
楽しくなくなってきた


そんな時
売れてなかった
仕事が欲しくても
もらえなかった
時代を思い出して
震え立たせることがある





どうしても
モヤモヤしている時


売れなかった
デブ時代の
私を知っている
お客様がこう
話しかけてきた

頑張ってるな

儲かってるか?
ありがたい事に
儲かってはいる

ただ
楽しくはない

というのも
1日で100万、1.000万が
動いてしまう
夜の世界で
華やかな夜は
楽しいが
そうでない時の
虚無感のような
さみしさに近い
感情を感じてしまう


贅沢な悩みである

売れてない時の方が
楽しかった


そうこぼすと
彼はすかさず
こう言った


当たり前だろ!
稼ぐってことは
責任が付くからな😆

いいことじゃないか

頑張れよ!

朝比奈が
落ち込んだり
道がわからなくなるたび

不思議の国の
アリスに出てくる
うさぎの案内人みたいに

フラッと現れる
昔のお客様

ホンネを言えば
ブログだけで
朝比奈を
全て知ったかのように
語ってくる
お客様がいて

どんなものかと
思えば
LINEはつまらないし
残念だ、
がっかりだ

なんて言われたり。

正直ストレスに
感じていた

しかし
キャバクラという
仕事は
相手が見たい
朝比奈を魅せる事であり

落ち込むたびに
再確認する

本名のわたし
素の私など
まとめられてないのに
いちいち
素で
傷ついてんじゃないよって

しっかり
朝比奈りえとして
顔を張んなさいよ
って

キャバ嬢に
マイナス発言は
必要ないし
無駄な脂肪も
セルライトも必要ない



やってやるんだっていう
強い気持ちで
いかなければ
飲み込まれてしまうのが
夜の世界だ

いい事も
悪い事も
好き勝手いいなさるのよ

"お客様"なのだから。

いちいち
一喜一憂してたら
キリがないのだ

しっかり源氏名という
鎧を着て
戦え、わたし

なまぬるいお湯に
いつまでも
使ってんじゃないよ

朝比奈