アフター中に
寝てしまった朝比奈
その日は
笑って
お客様と
バイバイ
したものの
内心
冷や汗でしかなかった
なぜか?
お客様が
求めているのは
プロの接客と
心意気
プロのおもてなしを
日頃感じる事が
出来ない
非日時を
高いお金を出して
体験しに
来ているからだ
"お客様感"を
味わいたい
アフターで
寝てしまうくらいなら
アフターは
断るべきだったはずだ
アフター行かないなら
指名かえる
なんて人もいるが
粗相するより
ましである
お客様との
関係性を
自分が上に
構築するために
わざと
謝らなきゃ
いけない場面で
気に入らないなら
私を
選ばなければいい
どうすんの?
強硬手段に
出る事だって
ざらにある
※内心は
土下座もので
ごめんなさいって
思ってる
が
DVの彼氏が
いたとして
彼女は
横暴さに
麻痺して
彼がいつも
正しいみたいに
意見を鵜呑みに
しやすくなる
傾向にある
私が間違ってるんだ
私のために
言ってくれてるんだ
みたいな
あの現象
これ
良く思わない人も
いると思うが
入り口の
2人の常識を
確認し合う作業って
ある程度の力技は
必要だ
だって
キャバクラだもん
そこらの
道端で
お茶する訳じゃない
そんな荒技
使う朝比奈でさえ
やってしまったって
って
ずっと
頭から
離れなかった
そもそも
連絡先を
交換したくない
自分の都合で
来店したい
お客様だった
謝る術もなく
どうしたものか
たった一度の
ソレが
自然消滅みたいに
まるで
サイレント状態で
静かに
フェイドアウト
される関係ほど
接客をしている
ものとして
おもてなしされたい
時間をぶち壊した
己に
時をもどして
刺したくなった
そんな翌日
来客してくださった
お客様
安堵するや否な
こう口を開いた
"今日は来る
予定じゃなかった"
"昨日のことが
どうも
腹の虫がおさまらず
文句を言いに来たし
お前が寝ている間
場内指名で
1円にもならない
女の子が
頑張って
その場をフォロー
してくれた事に
その子に
売上を
つけてあげたくて
来た"
という内容であった
正論すぎたし
その場から
消えたくなった
事の大きさに
改めて
謝罪して
"もういいよ
今日は
楽しく飲もう
長く付き合って
いきたいから
あんな事
トイレ行って
太ももに
針刺して
眠気覚ますくらいの
女で
あってほしかった"
夢を見に来ているのだ
お客様は
この空間と
女の子に
夢を見に来てる
楽しみたい
わくわくした
気持ちで
忘れていた
訳ではないが
あまりにも
甘えてしまっていた
自分が
恥ずかしかった
ブログを
2年前ほどから
見ていたお客様
当時はキャバクラの
縛りが強く
他店に
行けなかったとの事
やっと来れて
俺は嬉しい
なのに
あれはないだろうよ
って。
お客様に
言わせてはいけない
言葉である
朝比奈はいい
言ってもらえて
有難い話だ
だまって
いなくなってしまう
お客様だって
当たり前にある
環境とご縁に
感謝だし
お客様の情報や
話した内容を
覚えるとか
それ以前の
問題で
あったのだ
痛客として
散々このブログで
辛辣に
晒してきたが
今回ばかりは
痛い女の話に
なってしまった
こうゆう時
落ち込んだりするけど
当たり前に
落ち込みたいのは
お客様である
お前じゃないよ
って自分に
言い聞かせた
自分が主役だとか
勘違いしがちな
職業だが
縁の下の力持ち
とは
良く言ったもので
1人で立ててる気で
いるようで
誰かに支えられて
いる事を
忘れてはいけない
今回の
フォローしてくれた
女の子
そして
寛大な心で
ご縁を
繋げてくださった
お客様に
敬意を込めて。
6月もあと2日
ではございますが
今月も出会って
くださった
全ての方に
感謝致します
お客様に
仕事に対しての
話を
プライベートの
時間使って
楽しもうと
してくるのに
させてしまった
タブーである
年齢を聞く
とか
会社どこですか
とか
結婚してるの?
とか
非現実を
味わいに
来てるのに
お客様発信で
話されたのなら
わかる
が
店の不満を
お客様に
愚痴る
勘違いキャバ嬢も
含め
タブーである
修復できた
とも思っていない
が
何か
特別なもので
お返しするのも
違う
一度失った
ご縁や
期待や
信頼は
自分の行動で
ゼロから
築くしか
道はない
チャンスは
当たり前に
あるものじゃないし
どれだけ
仲のいい
お客様にだって
心は開いても
親しき中にも
礼儀ありだ
ここを崩したら
ホステス失格である
おままごとじゃ
ないんだって
居眠りした
あの日の自分に
いくら
悔いた所で
時間は2度と
戻せない
ヘアセットする
ブランディングする
そんなの
以前の話だと
思わないか?
朝比奈