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キャバ嬢の
ワキガ事情


あんな露出も
多いドレスを
着るという自覚




体験に来ている子で
たまにいる
ワキガの子


お昼の仕事の時は

8×4

とか


制汗剤で
いいと思う




夜の世界は

その時
"瞬間的"に
防げたらいい

じゃだめ

絶対に
匂わせないという
処置をする


脇ボトックスや

脱毛


これが当たり前に
なってくる


歯はジルコニアへ

しないなら
ホワイトニングへ

髪に艶は絶対

月2は
ヘア
トリートメントで
艶出しして

癖が強くて
ごわつくなら

縮毛矯正する


自分自身が
商品になる
というのは

埃が被らない
程度に
拭けば
いいじゃだめ

質にこだわる

肌感にこだわる

魅せ方にこだわる

プロの手を借りる


1番身近な
とこで言えば

一日体験だろうが
ヘアセットは
必須だ

そんな感じ。

ドレスの
ブランドに
こだわってみる


ヒールの
ブランドに
こだわってみる

稼げると
言われて
いるものの

実際では
目に
見えないような
何気ない出費が
かさむ仕事だ


髪"質"とか
肌"質"とか
脇の"匂い"とか
歯の"白さ"とか

そんなよりも


高い
ブランドバッグを
持ったほうが
わかりやすい
かもしれない


ぱっと見

そんなのに
使うなら
美味しいご飯に
使ったほうがいい

そう思うと思う


もったいない!って

だったら
旅行に
使ったほうがいい!

って。

ただ

キャバ嬢として
働く上で

お給料は
全額好きに
使えるわけじゃない

来月は
顔のメンテナンス

常に頭の中は
ゲームでいう
課金状態


お給料とは
お客様が
次のステージに
私たち指名嬢を
立たせるために
ラスボスを
倒すために
新しい武器を
買うための
資金である


だから
だいたい来月は
これ買う

ここを
メンテナンスする
だいたい
前月には
決まっている

キャバ嬢の
お金事情

ここにさらに
お祝いや付き合いが
発生するのだ

最初は
その土台を
稼ぐまでに
ほんとに
たいへんだった



脇ボトックスだって
5万はするし

最初は
脇に五万も
ばかじゃないのって


思ったよ


でも
脇を
気に
しなくていいって
すごいお客様と
近くなっても
気にしなくなったし

髪の艶が
清潔感を与え

歯を白くしてる
お客様と
意気投合したり

見た目指名が増えた

歩いてて指名とか

出費だけど
それだけ
自分に
お金をかけてたら

自分に
かけてる人が
寄ってくる

夕方まで
寝てたら
夕方まで
寝るような人が
寄ってくる

太ってた時は
めちゃくちゃ
お触りする
お客様が多かった

自分の体型すら
自己管理が
できていなかった

だから

自分の性欲すら
セーブできない人が
寄ってきてた

セット料金
値切りしてきたり

ドリンク一杯すら
高くなるからって
頼ませて
貰えなかったり。

それでも
チップ千円10枚を

わざと
一枚ずつ
胸に触れながら
チップ挟んできたり

今はそういう
お客様が

自然と
付かなくなった

昔思ったのだ

なんで私のお客様って
私を大事に
扱って
くれないんだろうって

気づいたわけさ

自分を
まず愛せてるかな?

お客様の事
私は
どれくらい
知ってるんだろう?

お客様が好きな
飲み物や
タバコの銘柄
シャンパン以外に

何を
知っているんだろう?

このお客様は
何をされるのが
どう扱って貰う事で

痒いとこに
手が届くのか?


興味がある事は
なんなのか?

知ってるかな?
知ろうとしてるかな?
大切にされてる

自分は
朝比奈にとって
特別なんだと
感じられているかな?


そこを
考えるようになって

お客様も変わっていった

同時に自分を
大事にメンテナンス
していたら
周りも
大切にしてくれる
ようになったのだ


最初は苦しいけど
先行投資
おススメである


高い女だと
思わせる行動を。


でも勘違い
しちゃいけない


いつだって
すごいのは
私たち
キャバ嬢ではない


投資してくれる
応援してくれてる
"お客様"が
すごいのだ

そこは
勘違いしちゃいけない


売れてる人は
態度がでかい

爆発的に
売れきってる人は
本当に腰が低い


初心は
忘れちゃだめだ

人間は慣れてしまう
生き物だから


忘れちゃだめだ




朝比奈